一級建築士製図試験が終わり、去年よりだいぶましなようないっそ受かったようなでも余裕はまた全くなかったような感覚で、案の定終了後に書き忘れたのかもしれないものが出てきて、記憶は曖昧なのでもう物理的に ( そこに実際問題書ける場所はあったのか、なかったのか ) などとドライなのかまじないなのかわからないような判断を続けて、ほとほと疲弊し、いっそ来年までの対策を万全にする誓いを友人ふたりとたてて、H24年図書館の過去問を解いて見せ合うことにし、もうそんなこと関係なしにも建築にはわからないことが山ほどあり、ただ適宜わからないことを処理していけば仕事が進んでいることになってしまうというのもあって、このままでは必要なことをこなしていくだけ、ただ専門外の人ができないゾーンを手続きしていくだけであっという間に死ぬ!と思ったら、わりとまざまざとこのままではだめだ、と思った。5年10年の蓄積の最初の年をやっていく。 家庭についてもおそらく5年10年の最初の年になるだろうなという形で、まあ愛想を尽かされなければという話なのだが、ぼろぼろになって伏せって泣いているのを見かねて業者のように家に来て、愛情なのか性なのか相変わらずよくわからないような感じで床もバスタブもシンクも徹底的に磨いて調理をして帰っていった。
2021年10月19日 午前10:42
寒すぎる。底冷えがひどいので夜にスパイスを炒って、ココアを練る。りんごを切ってみて、まだ腐っていなかったら煮る。バタートーストとロールキャベツも食べる。洗濯予定の夏服は出して、コートとセーターはラックにかけて、レッグウォーマーとマフラーを見つける。建築の面白さを発見することが苦手。遠くの夢想に至る前の段階をきちんとやりたい。
2021年10月21日 午後4:10